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僧帽弁形成術はButterfly法導入で
ここ数年100%の形成成功率を誇ります。

僧帽弁の治療は私のライフワークです。お任せください。

 僧帽弁閉鎖不全は、徐々に心機能を悪化させるだけでなく、突然の感染性心内膜炎から多臓器不全を起こし生命予後を脅かすことが明らかになってきました。その経過中、心房細動の発症、三尖弁閉鎖不全による右心不全の発症も無視できません。この疾患は、単に弁を取り換えるよりも自分の僧帽弁を取り換えずに逆流を防止するよう形態を整え、耐久性良く治す手術(僧帽弁形成術)が、最も大切な左心室の働きを守るためには最良と考えられています。ただし形成術は、それぞれの患者様で形が異なる様々な状態に正確な手術を行うため経験と高い技術を要するといわれます。

 僧帽弁形成術は私がこれまで最も力を入れて取り組んできたこだわりの手術の一つです。多様な異なる原因で生じる逆流に対し、変性余剰組織に応じては三次元的に理想とする弁尖形態を再建する方法(Asai’s Butterfly Technique)を開発し国内外で指導・手術披露しています。感染による欠損には自己心膜補填法、また人工腱索再建、弁輪形成も、それぞれの病態に対して確実で耐久性の高いテクニックを用い、ここ数年100%の形成成功率を誇ります。僧帽弁形成術は、治療の経験値と解剖学的仕組みや病態の深い理解で手術の結果に違いが現れます。
 
 

Mitral Valve Repair for Prolapsing Posterior Leaflet by Butterfly Technique

私が開発し国内外で注目される新しい術式バタフライ法のエコーと手術画像の実際です。

Butterfly resection allows adjustable height reduction of the new posterior leaflet with minimal tissue resection and no annular plication. This facilitates the use of larger annuloplasty ring and reduces the risk of systolic anterior motion by shifting the coaptation line posteriorly during systole. Butterfly resection can be safely performed without SAM and is durable in midterm followup. By echocardiography, this technique reduces the height of the posterior leaflet and shifts the coaptation point further away from the septum.
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