重症冠動脈病変ならバイパス治療です。
最高水準のバイパスを施行します。
将来心筋梗塞を強力に予防する効果があります。
動脈グラフトとオフポンプ手術には高い実績があります。
写真に私と写っているのは、冠動脈バイパスで劇的に回復しマラソンを走るようになった患者Mさんです。ホノルルまで行かれるようになりました。
バイパス手術は、重症冠動脈疾患に対しカテーテルや薬物にない心筋梗塞予防や命を守る強力な効果を持つことが明らかになっています。私たちのバイパスは、この効果が永続する最高の動脈グラフトを積極使用し、さらに体の負担を低減させる短時間の心拍動下冠動脈バイパス術(OPCAB)を極めてきました。
出血が少なく、脳梗塞や腎機能障害など合併症が極めて少なく、拍動している心臓表面の1ミリの冠動脈まで正確に吻合する高い熟練した技術が必要となりますが、私たちは超低左室機能や拡大心をふくめ全例で人工心肺を使用せず可能にしました。
長期成績に優れる両側内胸動脈や胃大網動脈による血行再建を320列CTの調査で最高の開存率と臨床成績が明らかになりました。手術翌日から歩き食事可能でありながら妥協なき高い質の治療を達成してきた実績は、全国や海外でも注目を浴びています。重症三枝冠動脈病変や左主幹部病変、糖尿病、低左室機能、腎不全を有する重症虚血症例は私たちにお任せください。
心拍動下冠動脈バイパス治療の診療中心に報道された様子が見られます。
将来起こりうる心筋梗塞に対する強力な予防効果があります。
以前、滋賀医科大学での診療の様子を朝日放送ABCの報道番組キャストの中の特集で放映されました。手術室、救急外来、病棟の患者回診、インタビューと多くの人たちから協力を得て3日間の取材からこの特集を制作していただきました。特に、患者様が進んで協力していただいたのはうれしかったです。現在、順天堂大学付属順天堂医院に来ても患者様に対する姿勢に変わりはありません。元気で不安のない生活が私の願いです。
心拍動下冠動脈バイパスの実際の血管吻合。
OPCAB ITA-LAD Anastomosis on Beating Heart
ITA-LAD anastomosis is the most valuable revascularization for long-term protection from myocardial infarction and cardiac death. This video precisely demonstrates technical details of off-pump beating heart anastomosia between the right internal thoracic artery (ITA) and the left anterior descending artery (LAD). This underwent triple arterial bypass ( RITA-LAD, LITA-CX, GEA-PLV). The SPY angiogram demostrateed good graft flow of each conduit prior to chest closure.